グリーングリーン2 恋のスペシャルサマー
GROOVERの処女作である『グリーングリーン』の続編に当たる作品。 キャラ別感想
川瀬真菜 キャラクター 本作のメインヒロイン…のはず。 その割にはこれと言って際立った特徴や設定がないので、如何せんメインヒロインとは思いがたいです。 性格も至って普通、主人公がちょっと変な子と評していましたが、他のどキツイ登場人物に比べれば十分なほどの常識人。 その所為で地味の地味地味です。個人的にルックスや性格的には好ましいキャラですが、存在自体が地味なのでこれからの商業展開に一抹の不安を覚えます。 …余計なお世話ですか。そうですか。 シナリオ ……やってくれたぜ、GROOVER。 まさかまさかと思いましたが、またまたやってくれました。「殺」ってくれたと言っていいかも。 悲恋だけに収まらず、前作同様またヒロインを殺しました。しかも今作はメインヒロインです。 しかし、シナリオの対する物悲しさは感じましたが、真菜の死に悲傷はありませんでした。真菜の死は悲壮美とも言えるモノだと思います。 何故なら彼女の死は諦念ではなく、確固たる信念があったからこその死だったので。 ところで、なんでエピローグで真菜は主人公のことを覚えていたんだろう。主人公の写真という証拠があったからですかね? そして、このシナリオの主人公はサイテーでしたね。ウジウジしまくりですし、それにホセになんて酷いことを。 柊麻里亜 キャラクター お嬢様。キャラクター分類的には「お嬢様・ツンデレ」に属されるのかな? 人気投票をしたら、なんとなく1番になりそうなキャラクターです。私的には特に何かを感じるわけではありませんでしたが。 シナリオ 鐘ノ音廃校問題に一番携わっているシナリオ。一周目にやるべきシナリオなのかも。 まぁそれはともかくヘルスが可哀想でしたね。あそこまでいいように使われて、踊らされて、んで、肝心の麻里亜嬢は主人公にデレデレ。 それでいて掌を返したように廃校反対側に回る。ヘルスの度量が広くなかったらもっと陰鬱なシナリオになったと思います。 なんで、あそこまでやられてあんなにもすんなり許してあげたんでしょう。麻里亜嬢への想いは途中で冷めたんだとは想いますけど。 そこが引っ掛かったのでこのシナリオは純粋に楽しめませんでした。 丘野ひまわり キャラクター ロリ担当。だぼついて余った袖がそそります。両手をグーにして上げた立ち絵は激プリチーですな。 主人公のことを突如「お兄ちゃん」と呼び出すのは引きましたが、主人公とのラブラブなイベントが多いのでなかなか良かったです。 シナリオ シナリオの途中まで主人公と同じ未来人だと思ってました。 主人公と同じように自然や生き物に過剰な反応を示していましたし。 なのでこのシナリオだけは未来人である主人公との離ればなれにはならないのかも、 という淡い期待をしていましたが、それがまさか全シナリオで一番どキツイシナリオだったとは……。 トゥルーエンドは主人公死亡というどうしようもないものでしたが、もう一つのENDがひまわりが実父を刺殺するという陰惨さでロクなもんじゃありません。 ハッピーエンド至上主義の人にとっては超地雷だったでしょうね。そうでない私もちょっとコレはキツかったです。虐待ものは辛いって。 松浦・ルーシー・美夏 キャラクター 外人、金髪、巨乳、以上。 んー、それぐらいしか語る言葉が見つかりません。人気投票をしたら確実に下から一番になります。これは予感ではなく確信です。 この手のキャラはクソオタにはウケないというのは既に定説でしょう。それでも敢行したGROOVERには賞賛に値しますが、ただそれだけです。 勇気のある行動でした。 シナリオ んあ? 「ホームシック→チア→ホームシック→豊と出会った場所デス→END」 ごめんなさい、よく覚えていません。正直なところ主人公やルーシーより、先代総長の素晴らしさと轟の土下座に目を奪われました。格好いいぜ。 千歳みどり キャラクター 妙齢になったからか、前作でのあーぱーな天然もすっかり影を潜めました。 でも、ノリは相変わらずいいです。一番の見所はやはり「どんつく」〜「今から天神君が水を10リットル飲みます」でしょう。 そう考えるとやっぱり小みどり時代が一番可愛かったなぁ。 シナリオ このシナリオはグリグリの関連商品を網羅した人には寝取られと同等なのかもしれません。 『グリーングリーン』はゲームでしか知らない私も何とも言えない喪失感がありました。祐介贔屓の人たちにはちょいと辛い物があります。 肝心の祐介君は双葉END後らしく、みどりがNTRハザードだろうが、関係ありませんでしたが。 グランドフィナーレに相当するシナリオで、唯一のハッピーエンドと言えるシナリオですが、NTRの所為か何とも物寂しかったです。 日記より抜粋 Fri. 04.10.29 現在はグリーングリーン2をプレイ中。 あー、懐かしい感じだわー。無印グリーングリーンを思い出します。男性キャラの濃さが相変わらずですね。 なので女の子のふれあいより、仲間達のバカ話の方が私的に面白いです。前作と同様、女性キャラを喰っています。キャラ立ち過ぎだよ…アンタら。 それに前作の面々であるバッチグー、天神、一番星、それに前作の主人公である祐介までもがいます。しかも、祐介は声アリ。まぁ相変わらず目は長い前髪で隠れていますが。 しかし、何故か今作の主人公である豊はちゃんと顔があります。結構男前です。個人的には主人公にちゃんと顔があった方が良い派なので、ちょっと嬉しいです。 ゲームの流れは前作と同様です。 初めにプロローグがあり、ムービーを挟んでから、それなりの長さの序盤をこなすと、キャラクターのアイコン付きの移動マップ画面が現れます。 百戦錬磨のエロゲオタには必要皆無ですが、そのアイコンを選択することにより、攻略対象のキャラを決めるわけです。 ちなみに相変わらず移動マップ画面ではセーブ出来ません。まー、狙ったキャラのアイコンを追っていけばいいだけなので、攻略難度は皆無に等しいでしょう。 んでは、サクサクと進めていきたいと思います。 Sat. 04.10.30 昨日から、睡眠も食事もまともにとらずに『グリーングリーン2』をプレイしていてかなりフラフラです。あうあうあー。 現在は隠しシナリオをプレイ中。 メインの4人は終わらせました…。こんなハイペースでゲームをやったのは久しぶりです。今の精神状態は寝不足と疲労で箸が転んでもおかしいレベルに達しているので、 なんだか自分でもどういった感想を持っているのかよくわからなくなっています。面白いか面白くないのかの判断すら出来ません。客観視どころか自分の主観すら自信が持てなくなってきました。 このゲームのシナリオは、主人公が未来人という大前提があるので、どう転んでもHAPPYENDがないという構成になっています。 まぁハッピーエンド至上主義でもないのでその辺は別に構わないですが、立て続けにこうも虚無的なエンドを見るとなんだかやるせなくなってきますね。 というか、メインの4人と分かれずに結ばれるENDが一つもないのはどうゆうことなのよ? あー…、寝不足がたたって、肉体的に辛くなってきたので、少しの間だけおねむします。日付が変わる頃にまたニュースを含めて更新しますので、それではまた。
基本的にBADEND相当なエンディングが前提となるゲームでしたが、オールコンプした後も、S前作の早苗ENDに比べればそうダメージは大きくありませんでした。 |