ONE 〜輝く季節へ〜
1998年、冬 Kanonに引き続き原点回帰ということで、ONEの感想を書きたいと思います。 キャラ別感想 長森瑞佳 典型的幼馴染みキャラですね。猫が好きで、捨て猫を見る度に拾ってきて現在8匹も猫を飼っているらしいです。 その面倒見の良さには感服いたします。 語尾に「〜だよ」「〜もん」を付けるのが口癖ですが、他に「どうしたの?」を「どったの?」と言うところも萌えます(笑) 彼女のシナリオは作中で一番好きであると同時に、一番辛いシナリオでもありました。 交際後の浩平が瑞佳に対する態度も見ていて辛いですが、それ以上に選択肢の内容が辛いです。 まだましかな?と思える選択肢を選べば、それが裏目に出る結果に終わり、さらにはBADEND直行という恐ろしさ…。 そんな辛い選択肢を選んでいき、仕舞には瑞佳の善意を裏切り、他の男に瑞佳を襲わせるという卑劣極まりない行動を浩平が取るのです。 しかし、瑞佳はそれでも浩平を厭わずに浩平と「一緒にいたい」と言ってくれます…。 「でもね、わたしはやっぱり浩平なんだ」 「浩平でないと、ダメなんだよ」 …これに萌えずに何に萌えろと? ONEでの最萌キャラです。 七瀬留美 出会い頭に主人公と衝突をするというベタな登場をします。乙女を目指す勝ち気娘です。 彼女はシナリオより、その七瀬というキャラクターのインパクトが強すぎてシナリオの内容を大して覚えていません…。 ONEの笑いの大半は七瀬が絡んでいると言っても過言ではないでしょう。 浩平の妄想の中で… 「なめないでよ、あたし七瀬なのよ!」 …と言っているのには馬鹿ウケしました(笑) …私的にはONEのギャグ要因という位置づけにいます。 里村茜 甘党無口。性格は意外と辛辣ですね。 「…嫌です」 なんて言葉を言われた日には三日間は立ち直れません。 巷では彼女のシナリオが一番素晴らしいと言われていますね。 かくいう自分も感動した口ですが…。 雨の降る中で背中合わせの別れの言葉…… 「だから、あなたのこと忘れます」 「…さようなら。本当に好きだった人」 うわっ!泣けますな…。 川名みさき 盲目キャラですね。性格はお茶目です。そして、かなりの大食漢。 彼女のシナリオは泣けます…。 浩平消滅時の衝撃度は彼女のシナリオがナンバー1だと思います。 そして浩平との邂逅も一番良かったと思いますね…。 「卒業おめでとう」 …とみさき先輩は言ってはくれますけど、卒業できるんですか? 彼? 上月澪 先天的に口がきけない障害を持っています。その為にスケッチブックで伝えたいことを書き、それでコミニュケーションをしています。 …みさき先輩は目が見えないため、スケッチブックに書かれている文字が読めずコンタクトが取れない状態に陥るイベントには不謹慎すぎて失笑してしまいました。 シナリオは至って普通。 普通すぎて印象に残っていません……他のキャラが強烈過ぎた所為もあるでしょうけど。 椎名繭 知的障害者ですかね?劇中で明確に障害があるとは書いてませんでしたが。 不登校児ということもあり、コミニュケーション不全ではあるようです。 彼女のシナリオは浩平との恋愛よりも、繭の成長に焦点が当たっています。 浩平が戻ってくるエピローグでも、何故か異様に淡々としたイベントになっていましたし。 彼女のシナリオにとってはエピローグは蛇足に過ぎないようです…酷い。 感想を書くにあたってネットで調べていたんですが、やっぱり名作だと再確認しました。 …… ……… ONEの内容とは大きく脱線しますが、ONEがボイスの付く媒体に進出すると、そのたびに声優が違いませんか? |