月姫
幼い頃の事故の後遺症から、モノの壊れやすい線―――「死の線」を見る能力を持った主人公、遠野志貴。 現在商業メーカーとして頑張っているTYPE-MOONの作品です。 キャラ別感想 アルクェイド 生まれついての吸血鬼である真祖であり、そのお姫様。 シエル ミス・アヌスの二つ名を持っているエクソシスト。上のは冗談として、シエル先輩は色々と名前が多すぎます…。 普段は志貴が通う学校に生徒として、皆を魔術でだまくらかして潜入調査をしている。 実際は教会という対魔組織の属しており、そこの第七位。 アルクェイドと確執があり、顔を合わすたびに殺し合い。 シナリオの前半部分は特にアルクェイドルートに準じていますね。 これまたアルクェイドルートに続いてバトルシーンが多いシナリオ。 攻略対象であるシエル先輩や月姫で最強の存在であるアルクェイドと殺し合いをしたりと忙しい限りです。 …特にこのルートのアルクェイドは怖すぎ。 おそらく劇中で一番怖いです。 遠野秋葉 志貴の妹。なんとまあ甘美な響きです。まあ、例によって例の如く義理の妹ですが。 同人なのでソフ倫におびえる必要はないんですけど、演出上の都合により義妹なので良しとします。 シナリオは遠野家を中心としたルートとしていいます。 バトルはあまりなく、お話を中心としたシナリオです。 …秋葉のEDは二つとも報われませんね。 ファンディスクの歌月十夜でライター自らその後のSSを書いているので救済処置はありますが。 翡翠 志貴のお抱えメイド。無口で無表情。実際は感情を表に出さないだけですが。 遠野家ルートは琥珀さんの復讐劇だったのね…ということが発露するルート。 通称死にまくりルートですね。 あそこまで死んでくれるとかえって清々しいです。 琥珀 性格は明瞭活発でよく笑っている人……と見せかけて…『口は笑っているけど目が笑ってないよっ! 怖いよママン!』 そんな人。 実際はミス・ペルソナ。心の仮面を被っている。 …同人誌やファンディスクではギャグキャラ化している節がありますが。 このゲームの黒幕である琥珀さんを焦点にしたルートです。 取り敢えず秋葉の扱いが酷い。嫉妬に狂っています。 EDは他のキャラと違って一つしかなく、月姫というゲームのフィナーレを飾るに相応しいHAPPYENDです。 …ですけど、普通に考えて秋葉が志貴への想いをきっぱり捨てられるとは思えないんですが。 それを考えるとちょっと心苦しいシナリオでした。 …余談なんですが、琥珀さんのシナリオは奈須きのこ氏ではなく、別の人が書いたという話を聞いたことがあります。本当かな…? 濃い設定付けがされているゲームは面白いです。 |