リネージュ2日記(3月)


▼リネージュ2始めました(Thu. 05.3.17)

私はMMORPG特有の敵と交互に殴りあう概念が好きではないため、この手のゲームは今まで敬遠していたのですが、 兄がリネージュ2の月額費用を払ってやるからやっててくれという話だったので、それならばと了承しました。 どうやら、兄が現在組んでいるパーティーに敵の攻撃を一身に受ける盾キャラがいないので、奢ってやるからお前が作れということらしいです。

それにしてもリネージュの料金はゲロ高です。月額3000円って、大手のプロバイダより高いじゃなですか。 ノートパソコンを買うのにローンを組める価格ですぜ。普通のネットワークゲームは1500円前後が相場です。その倍高いですよ、倍。 タダだからやれるものの、自分の金ではやる気がおきません。

そもそもMMORPGは根本的に人生に於いて何の糧になりません。
まだ漫画や小説を読んでいた方が、人生に潤いが出来ます。 どのMMORPGにもよるところですが、ゲームの主目的がレベル上げですし、がむしゃらに時間がかかる。 ……ふむ、単なるマゾじゃないですか。MMORPGというのもは本当に金を払ってまでやるものなのか?


▼『リネージュ2』所感(Sun. 05.3.20)

ということで、三日前にさんざ文句を言いまくりだったリネージュ2ですが、なんだかんだでハマっています。 超美麗グラフィックもそうですが、MMORPGのなかで突出しているのではないでしょうか。特に使用料金の高さが突出しています。

個人的にリネージュ2で面白いと思った点。

・PK(プレイヤーキラー)がいる。
このゲームにはプレイヤーがプレイヤーを殺す、プレイヤーキラーがいます。
私もレベル上げをしている最中に弓キャラに射られて死にました。プレイヤーキラーがでると他のユーザーさんがチャットで教えてくれるのですが、 私は「はっ!そんなもんと巡りあわねぇよ」と楽観視していたら、見事に遭遇。見事に射殺されました。 しかし、プレイヤーキラーは警備兵というNPCに通告すると逆に殺してくれます。 まぁプレイヤーキラーも警備兵の付近で襲ったりはしないので、彼らが役に立っているのは見たことがありませんが。 そんなプレイヤーキラーを殺すと、アイテムを奪えるそうです。

・船がリアルタイム運航。
船が定期便です。他のゲームでありがちな「××から○○へ移動しますか?」→「はい」→「ワープ」。 なんて甘いモノではありません。船が数十分単位で港へ到着し、その船に乗り遅れると次の船まで移動ができなくなります。 そして、船に乗っても、これまた10分程度の航海をします。その間は、船に乗っているだけで何もすることが出来ません。 暇なことこの上ないです。手元にあるバキを読むぐらいしかやることがありません。そういうシビアな点が凄い。

他にもいろいろありますが、面白いと思った特色はこの2点です。
システム的にはラグナロクに似ているかもしれません。町でユーザーが店を開いているところはそっくり。 そして、このゲームは金が命の金ゲーなので、金がなければやってられません。世の中の全てが金で動いています。
先ほども言いましたが、このゲームは非常にシビアです。 死ぬと経験値が膨大に奪われるほか、アイテムをドロップしてしまいます。 たまに別ユーザーのアイテムが落ちていて、それを他のユーザーが拾い、持っていってしまいまいます。皆さん鬼です。

ディアブロのスタッフが引き抜かれて作ったらしく、ディアブロと似たところがちらほらあります。特にスキル関係はディアブロとよく似ていますね。


▼今日の『リネージュ2』(Tue. 05.3.22)

今日から定期的にリネージュ2のプレイ日記もどきを付けたいと思います。
リネージュ2ユーザーの方以外は読んでもちんぷんかんぷんかもしれませんが、多少の説明を交えて書いていきます。

現在私が使用しているキャラはナイトで、主にパーティーの盾となる職業です。
矛ではないので、攻撃力は大したことがありません。敵の攻撃を一身に受けている間に、他のキャラが敵を倒すというマゾそのものな職業です。
そんなナイトのキャラクター名は「マインドレンデル」。
最近になって「零崎双識の人間試験」を読んだので、主人公、零崎双識が使用している武器であるところの大鋏「マインドレンデル」から名前を戴きました。 「マインドレンデル」は「自殺志願」という意味なので、盾キャラであるナイトには実に相応しい名前ではないでしょうか。

マインドレンデル

レベルは26で、現在は写真の通りに「オル マフム」のご一行を狩って狩って狩りまくっています。 凄まじい限りの乱獲です。おそらく今まで1000匹単位で狩っています。そろそろ奴らは絶滅危惧種です。

画像の後ろにいるデカイのはボスなので、今のレベルでは到底勝てません。まぁ挑んでもいませんが。


▼今日の『リネージュ2』(Wed. 05.3.23)

現在は荒野で狩りを行っています。
「オル マフム」を狩ることに飽きてきたので、今度は「バジリスク」と「スケルトン」の皆さまを狩って狩って狩りまくりです。 昨夜は、血盟(チームみたいなもの)の方に、エンチャ(補助魔法)を効果が切れるたびにかけてもらったので、効率よく狩ることが敵を狩ることが出来ました。 エンチャは30分ぐらい効果があるので、あるとないとでは狩りの効率が全く違います。おそらくエンチャなしの狩りより、2時間ほどの時間の短縮になりました。

マインドレンデル

そんな彼のレベルが28。
28になると、新しいスキルを覚えることが出来るので、シールドスタン(敵を一時的にショック状態に陥らせる)を限界まで、 ソードマスタリー、ソード/ブラントマスタリー、ヘビーアーマーマスタリーもそれぞれ限界まで上げました。 このマスタリー系は魔法とか関係無しで常に能力値を向上させるので、重宝します。 後は自分で自分を回復できるディヴァインヒールをLv1だけ覚えてみました。 MPの消費量が多い割に、HPの回復量が低いので使えるかどうかが判りませんが、回復手段を持たないナイトですので、ないよりかはマシでしょう。

面白かったこと。

・他のキャラの遺品を拾った。だが…。

何もない場所でイヤリングが落ちていたので、ラッキーと思って懐にしまい込んだんですが、 暫く断つとダークエルフから「ここでイヤリングをひろいませんでした?」と言われたので渋々返した。畜生、黙っておけばよかったか。

・PKがPKKされて、復活してまたPKK。

神殿近くを移動中に「PK(プレイヤーキラー)が出ました注意してください」という叫びチャット(範囲が広いチャット)がメッセージウィンドウに表示されました。 うお、どこにいるんだろうかと周囲を警戒して、暫く経つと「PKは殺しました」とのこと。 これで一安心と思いPKの死体を眺めていたらなんとPKK(PK殺し)が殺したPKを蘇生しているのではないですか!常識的にPKを蘇生するなんてありえません。 その後、PKはそのまま去っていきましたが、すぐ行った先でPKはまた殺されていました。今度は別の人に殺されたようです。 PKをするとキャラ名が赤色に表示されるので、一目でPKということがわかります。その赤いキャラ名をみたユーザーが「このPKめ」という意味で殺害したのでしょう。 PKは死体の周囲にドロップしたアイテムを散らかして死んでいました。いい気味です。


▼今日の『リネージュ2』(Sun. 05.3.27)

レベルも31となり、一人で狩ることに些か食傷気味だった私は、クラン以外のメンバーとパーティーを組むことにしました。 クランの方々は、レベルが高すぎてとても一緒にはプレイできません。
神殿でパーティーメンバーを募集したところ、最初はバランスの取れたパーティーが組めたんですが、 最終的にはナイト一人(私)、ヒーラー三人というイカレたメンバーが揃いました。バランスなんて知ったことではありません。

ナイトである私はHPも防御力も紙である彼らを守るために、敵の攻撃を集中的に受けるほか、 FA(ファーストアタック:最初に攻撃する係)からTL(ターゲットリーダー:攻撃する敵を選ぶ係)までをもこなし、 目眩がするほど忙しかったです。ヒーラーはホント脆すぎます。少し目を離すと体力が驚く減っていますね。 そういったメンバーが死ぬと、大抵の場合はナイトの責任となるので胃に穴が開きそうでしたぜ。

天に召される

写真を見れば判るとおり、ヒーラーの三人中二人は二刀流です。
意外なことにそれなりですが、攻撃力があります。ナイトの攻撃力はあまり高くないので、いい感じに戦力になりました。 パーティープレイだと、ソロプレイと違い、HP、MP回復のために休む必要がなく、ガジガジ狩ることが出来ます。 一人でやるより、敵に対して集中砲火が出来るので、テンポ自体も速いです。今日レベル31になったばかりですが、既に次のレベルまで50%の経験値を取得しました。

リネージュ2の面白さはパーティープレイにあると、確認した今日というこの日。


▼今日の『リネージュ2』(Tue. 05.3.29)

現在レベル32。
30台を超えたあたりから、遅々としてレベルが上がりにくくなりました。次の転職がレベル40からなので、さっさとそこまで上げたい一心。 ちなみにダークアベンジャーを志願しています。ダークアベンジャーはソロでも狩りが出来るキャラなので、ネット人見知りの私としてはパラディンという選択肢はありえません。

そういってはいますが、最近はソロで狩りをすることはめっきりなくなり、今は神殿でPT(パーティー)を組むことに専念しています。 昨日はたまたま同じクランの人とクルマの1Fで稼いでたりしていました。クルマは大体Lv45まで狩り場として使えるところらしいので、レベル32の私では少し気を抜くと死んでしまいそうな危うさ。 しかも、他のPTメンバーを守る盾職(ナイト)なので集中砲火を浴びます。まさに死にものぐるいと言えるでしょう。

有象無象の集

この画像は、神殿で組んだPTです。手前から三番目の白髪が私のキャラ。


▼今日の『リネージュ2』(Thu. 05.3.31)

現在レベル33。
ここ最近はクルマ周辺の沼地でソロ狩りしつつも、クルマ内部の野良PTに参加することが多くなりました。 まだゲームの腕が未熟なので、敵の皆さんを無駄にリンク(引き寄せるの意)させ、PTを何度も窮地に追い込むことも多々あります。皆さん、ホントすみません。

ソロ狩りの図

PTプレイの最中、Cグレードの装備である「カルミアン ブーツ」を拾いました。
基本価格は126,000という結構な価格なので初めは売ってしまおうかと思いましたが、後々のことを考えてレベルが40になったら装備したいと思います。 このゲームの武器・防具にはグレードという概念があり、 Dグレードは20~39、Cグレードは40~50といったようにレベルに応じて装備できるランクが上がっていきます。 現在レベル33の私は、Cグレードの武器または防具は装備することが出来ません。

徒党を組む

しばらくはクルマの野良PTでレベル上げをこなしたいと思います。


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