エロゲ2003 Best10
ネタバレを含みます。
10位 こころナビ(Q-X)
「実の」妹である凛子が攻略できるの事が自分の取ってこのゲームの全てです。
クールで長身でスタイルがいいボクキャラは新しい境地でしょう。
その一人称が「ボク」という由来が兄ちゃんの影響というところは素晴らしすぎます。腰が砕けました…。
実妹であそこまでやってくれたQ−Xに乾杯。
これからもこの姿勢を貫き通してください。応援します。
…要約すると「凛子最高。実妹万歳」
9位 私立アキハバラ学園(FrontWing)
前半のテキストは大いに笑わせて頂きました。後半はオタクとあまり関係のない展開になりましたけど。
プレイしながら…
(ああ…自分も客観視するとあんな風にみえるのかな…。うわぁぁぁぁ…クソオタ! 死んでしまえ! 俺!)
と自虐的になりました…。
プレイしていて猛省を抱かせるジェットとネコミミ(+ヒメ)の掛け合い漫才が実に面白いです。
…どうもサブキャラばかりに目がいってしまいヒロインの印象が薄いですね。
琴未シナリオは二転三転ありましけど、全体的に後半のシナリオもありきたりすぎて面白味に欠けると思います。
8位 モエかん(ケロQ)
「モエ」という単語を冠していますが、「終ノ空」からケロQのゲームはやっているので萌えはあまり期待しなかったんですけど。
…実際は萌えゲーをしていましたね。
冒頭はともかく、前半はコミカルなイベントが展開します。
……正直、萌えました…。
後半ははやりケロQ! やってくれましたね!
足は飛ぶ! 腕は飛ぶ! 首も飛ぶ! 萌え絵が劇画調に!
……と大いにケロQ節を発揮してくれます。
……残念なのは霧島シナリオが良いところで終わっていることですね。
発売を予定されているファンディスクに期待しています。
7位 ゆきうた(FrontWing/Survive)
「せっかくだから俺は、この赤いオニギリを選ぶぜ!」
義妹でもいい…。 菜乃さんあんたには萌えたよ…。
私的に03年萌え妹の双璧は凛子と菜乃に決定。
フロントウィングの妹キャラは凡百の妹キャラとひと味違います。
カナリアの絵理、アキ学の琴未、そして、ゆきうたの菜乃。うーん…素晴らしい限りです。ラブ。
ミリオタでゲームオタというコアな趣味を持ち、天真爛漫だけど、兄に『私ってはウザイ?』のかと訊くところが萌えです。
他にも菜乃自身が話す過去は良すぎました。お兄ちゃん、格好良すぎです。
菜乃とのエロシーンは殆どギャグですね…。
「カモーン、ブラザー」「オーケー、リトルシスター」
「痛だ! 痛だだだっ! やっ! ちょ! 痛い痛い! 内臓出ちゃう!」
……笑いが止まりませんでした…。
ゆきうたは全体的に見ると鬱ゲーかもしれません。昔からフロントウィングはこういった傾向に走ることが多いです。
ライターの趣味でしょうか?
因みに他の作品には一作品に一人位しかそういった傾向にはないんですが、ゆきうたは殆どが暗い展開に進みます。
鬱ゲーは嫌いでは無いんですが、理不尽な鬱はあまり好きではないですよねぇ…。ふむう。
…端的に言うと「菜乃最高。ビバ菜乃」
6位 沙耶の唄(NitroPlus)
キャッチコピーは「燃えません!凍えます!」でしたが、特に怖くはありませんでした…。
恐怖を与える対象に感情移入させすぎです。…むしろ萌えました(笑)
カニバリズムにはちょっと引きましたけど(笑) ソフ倫では絶対無理ですね。
耕司を主人公にして、沙耶や郁紀の情報を一切わからなくすれば怖かったかもしれません…。
怖くは無かったですが、面白かったことには変わりはないです。
5位 マブラヴ(Age)
「続きを出せ。話はそれからだ」
と言いたい。そりゃAgeはオルタネイティブとマブラヴ本編は別物と言わざると得ないですよね。
尻切れで出したとは言えませんし。
それ以前に、いつ出るんですか?「人類を無礼るな!」はもう判りましたから、そろそろ新しい情報をください。
だけども、エクストラ編もアンリミテッド編も面白いことには変わりないです。
実際、アンリミテッド編は震えました。元ネタ?となっているガンバレードマーチもプレイ当時は知りませんでしたし…。
あの絶望の状況下で挫けずに、仲間と共に幾多の困難を超え、成長していく武達の姿は心に響きました。
こーゆう、絶望下での青春モノって大好き。
4位 お姉ちゃんの3乗(Marron)
全作「秋桜の空に」に比べて下ネタがほんと〜〜に多かったですけど、笑わせて頂きました(笑)
さすがに顔面に糞尿を垂れ流すのには失笑してしまいましたが…。
音声なしでここまで笑えるゲームは初めてです。OPは笑いすぎてお腹が痛くなりましたよ…。
…後半になるとトンデモSFになるのがどうかと思いました…。
後、エロシーンは猟奇的なのかギャグなのかよくわかりませんでした…。
システム面を強化して欲しいですね。「秋桜の空に」も酷かったですし。
3位 V.G.NEO(戯画)
過去のV.G.シリーズはやったことがありませんが、関係なしに面白かった。
というか、妹が主人公というのには萌えました。妹の視点から兄を見ると言うのも新鮮で良かったです。
戦闘シーンや各キャラの過去シーンは些か冗長だと思いましたが…。
それと、優と雅貴の再会は見たかったです…。
続編が出ないままだったら優が報われないですよ…。
2位 斬魔大聖デモンベイン(NitroPlus)
「汝の強さを取り戻せ! 汝の誇りを取り戻せ!
汝はまだ闘えるはずだ。 汝の魂は絶望に染まりきっていないはずだ。
今一度、剣を手に執り、立ち上がろう! あの邪悪を打ち滅ぼそう!
それでも汝がまだ闘えぬというのなら……」
「──妾が汝を強くする」
どんな最悪な状況でも絶望をせず、足掻いて足掻きまくって、最後には勝利をつかむという展開は昔からの王道ですが、やはり結果は判っていても面白いです。
ロリ嗜好はない(つもり)ですが、上記のセリフで、アルに萌えました。
それと、己の狂気に殉じて死んだリューガは格好良かったです。
「あなたの優しさで俺を穢すな」
と言って…最後まで己を裏切らず一貫して散っていく姿には惚れました…。
1位 CROSS†CHANNEL(FlyingShine)
体験版をやって、即購入決定。発売まで色々体験版後の展開を色々想像しました…全く違いましたが……。
でも、これは良い意味で裏切られました。
一週目に貼り巡られた伏線には本当にもう素晴らしいとしか言えません。中には伏線と気づかずにスルーしていたものもありましたし。
……人類滅亡……ループ世界……群青学院……その一つ一つの謎に驚きました…。
謎がわかる度に金属バットで頭をたたかれる衝撃を受けましたね…。
因みに一番好きなシナリオは美希シナリオです。プレイ中は常時早鐘を打つようでした…。緊張しっぱなしでしたし。
ホントにもー素晴らしかったです。
総括
妹が出てくるゲームは妹寸評と化して居ますが、筆者の病気だと思って気にしないでください(笑)
ランキングなのに愚痴も混じっているし……。
ま‥まあ、2002年に比べて、私的に2003年は面白いゲームが多かったかと思います…。
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