「文々。異聞録」 第56話










  射命丸文の命はまもなく終えようとしている。


 なけなしの妖力を燃やし尽くし、文はギルガメッシュを拘束した。
 それは自らの崩壊を加速度的に早めたに等しい行為。
  今や一秒ごとに自身を形成する基盤が、砂上の楼閣より容易く崩れていくのを感じていた。
  意識もどこか靄がかるように曖昧で、思考も回らない。
  今日の日付や同僚の名前ですら、はっきりと答えられないだろう。

  そんな中でも、セイバーに対しての遺恨だけははっきりと覚えていた。

  セイバーに負けたこと。……それはいい。
  自身の千年がただ、セイバーに劣っていただけのこと。
  力が及ばなかったことに悔しさがないと言えば嘘になるが、そこに恨みはない。

  だけど、セイバーは戦いに決着をつけなかった。
 ギルガメッシュを前にしたセイバーは、文の存在のことなど完全に忘れていた。

 セイバーはたった一度だけ、剣を振り下ろすだけでよかったのだ。
  それだけで、幻想郷に生きる千年天狗に終焉を与えることができたのだから。
 だが、セイバーはそれだけのこともせずに、ギルガメッシュに対して己の剣を向けた。

  セイバーにとって、射命丸文の存在はそれだけのものでしかなかったのだ。

 殺されてもいいと思った相手に、存在の価値を認められていなかった。
  ただ、独りよがりの一方的な悦に酔っていただけ。情けないほどの道化だった。
  殺し殺される戦いであったはずなのに、相手は一切こちらを見ていなかったなんて。

  笑おうにも笑えない。
  そんなのが千年以上を生きた烏天狗の末路とでも言うのか。

  ……ああ、そんなのは絶対に許せるものか。

 堰を切って溢れ出た怨憎。
  自身の感情が制御できなくなるほどの怒りは、彼女にとって産まれて初めての経験だった。
  怨嗟の感情は病魔と呼べる呪いとなり、心だけではなく体までを浸食していく。

 この呪いはセイバーの命を刈り取るまで決して解かれることはない。
  セイバーによってつけられた胸を抉った傷も、決して癒されはしないだろう。
  じゅくじゅくと強い痛みを持って心と体を慢性的に蝕み続ける。

  だが、セイバーは死んでしまった。ギルガメッシュに殺された。
  殺すべき相手は既に殺されてしまった。

  だったら、セイバーを退けた英雄王を倒す。それだけが、この体の傷を癒す。
 呪いが全身を喰い潰す前に、文はギルガメッシュを喰い殺す。




 …………。




 文とギルガメッシュは新都センタービルから、落下していく。
  二人の体は重心に従って自然と頭を地面に向けた。
  逆さまに映る新都の仄暗い夜景はあまりにもへんてこで現実感を喪失させる。

  東の空が微かに白み始めている。夜明けはすぐそこまで来ていた。
  この永遠に続くと思っていた夜が間もなく終わろうとしていた。

 体の感覚はほとんどなかった。
  ギルガメッシュの体を強く抱き締め身動きを取れなくさせてはいるが、腕にその感覚は感じさせない。
  五感ももう限界にきている。ただ、風の音だけは耳障りなほど聞こえていた。

 地面まで到達するまでの僅かな時間。

  音速を超えるスピードで疾走する少女にとって、重力による加速など欠伸がでるほど緩慢なものだろう。
  だからといって、このまま頭から落下すればいくら英雄や妖怪であろうと無事で済むわけもない。

 「おのれ! このような……!」

 ギルガメッシュは文の拘束を解こうと藻掻き続けるが、片腕すらまともに使うことができない。
 その慌てた様子を見て、文はくすりと笑い、残された力で更に抱きしめる。


 身投げとしか思えないあまりにも馬鹿げた手段。
  最強のサーヴァントの名を冠する相手にした手段としては、下から数えた方が早いであろう悪手。

  それが今の文に取って、精一杯の手だった。
  万全の状態であれば、こんな無謀で馬鹿らしい行為は決してするはずもない。

  そもそもが肉体を持たないサーヴァントには通用しない手段だ。
  体をエーテルで構成するサーヴァントに物理的な攻撃は一切通用しない。
  だが、ギルガメッシュは血と肉でできた文字通りの肉体を持っている。
  聖杯により、受肉を果たしたギルガメッシュだからこそ、用いられた手。

 そしてそれは文も同じ。彼女もまたギルガメッシュと同様に肉体を持つサーヴァント。

 もしかしなくとも、単体でギルガメッシュをビルから落とすこともできたかもしれない。
  しかしそれでは何も意味がない。
  世界の財の全てであるバビロニアの宝物庫を使えば無傷で生還することも何ら難しくはないだろう。
  だから、射命丸文はギルガメッシュを拘束する鎖となった。
 自分は助かろうなどという保身を持ったままで倒せる相手ではないのだ。

  だから、彼女は一切の打算を捨てた。この行為に自らを助かろうとする計算は何もない。
  風によるシールドを纏う為の妖力も枯渇している。
  つまりはこれが相手を倒しうることになったとしても、彼女の命すら奪う。
 このまま落ちれば、地上には二人分の紅い花を盛大に咲かせることになるだろう。

 死は、もうすぐそこなのだ。

 文は思う。
 ……怖くないと言えば、嘘になる。生に未練がないわけではない。

  新聞大会にも一度も優勝したことがない。
  ここ百年程度の目標ではあるが、それすらも為し得ないまま、死にたくはない。
  ……そもそも何のためにこんな外界の世界まで来たのか。
 こんな遊び半分に命を投げ捨てられるような立場でもないというのに。

 だとしても、この恨みを晴らさずに生きていようとも思えない。
  もし仮に生きていられるとしても、射命丸文は生き恥を晒すにはあまりにも長く生きすぎた。

  少女の千年が許さない。天狗としての挟持がそれを絶対に許さない。
 だったら、その取るに足らない死に損ないが、自らが間抜けであったことを教えてやる。


 ……地面まで半分の距離。

  何もかもが今更だ。こんな思考すらも何の意味もない。
  あと数瞬で、そんな決意も血と肉の塊に変わり果ててしまう。

  覚悟はできているのかどうかは、こんな死の直前になっても曖昧のまま。

 そんな最中になっても、英雄王の今も尚足掻こうとする振る舞いに吹き出しそうになった。
   ……ああ、つくづく自分は性格が悪い。
 だからこそ、そんな些細な快楽のために千年を生きた妖怪は死ねるのだろう。

 「こうして殿方の腕のなかで死ねるなんて、私の人生もそう悪くないものですかね」

 なけなしの体力で声帯を震わせ、ギルガメッシュに精一杯おどけて見せた。

 その言葉にギルガメッシュの表情が憤怒に染まる。紅玉の瞳が怒りと狂気を彩らせる。
  思わず居竦まってしまうようになるが、それすらも文は楽しめた。

 (…………あー、もういいや)

 少女はゆっくりと眼を閉じて、最期の瞬間を待った。




















 ――――――――――





















 「文ッ!! 文ッ!! ……くそ! ふざけるな!」


 いくら大声で喚こうと、返事は返って来ない。
  当たり前だ。今センタービルにいるのは俺だけなのだ。
  無様にも転倒し、結局ここでも俺は何もできなかった。
 文が飛び降りた場所まで駆け出そうとしたが、意志に反して体は動かない。

 「ぐぁ……!」

 勢いよく立ち上がろうとしたところで、忘れようのない激痛が腹部に襲う。
 だが、それを無視して立ち上がらなければならない。

  ……そもそも、今更下を覗き見て何ができる?
  どう急いだとしても、文とギルガメッシュはとっくに地面へと到達しているだろう。

  そしてそれがどういうことなのかは安易に想像ができる。
 そんな凄惨な想像に吐き気がこみ上げるも、空いた左腕を口元に置き胃酸を飲み込む。

 違う。今はそんなことを考えている場合じゃない。
  実際に目にしていない以上、どんな想像だろうが当て推量でしかない。
  可能性がほんの僅かでも残っていれば、俺はそれを信じる。


  センタービル屋上に吹き荒む夜風に当てられて、体が小刻みに震える。
  それだけじゃない。ここに来るまでに血を流しすぎたのだ。吐き気と目眩が交互に襲ってくる。
  こうやって意識を繋げているのも、
  ギルガメッシュに開けられた腹の穴の激痛に助けられているようなものなのだ。

  行動に移そうにも、体が言うことをきかない。起き上がることができない。
  それでも勢いだけで体を捻り、何とか仰向けになる。

 「はあ、はあ……」

 ……呼吸が安定しない。肩で息をする気力も失われつつある。
  夜明けを前にしてはずいぶんと暗い。目の前がぼんやりとしか見えない。

  視力もおかしくなり始めていた。

 冷たいコンクリートが、血を失った体でも心地よい。
  このまま起き上がらなければ、どれだけ楽なことだろうか……。
  
  だけど、絶対にそれはできない。

  ぎゅっと力を込めて矢を握る。
  ……そうだ。俺にはまだ文から託された矢が残されている。
  今やまともに弓を構えられるかどうかも怪しいが、それが存在するだけで俺に力を与えてくれる。
  それに遠坂との約束も果たしていない。
  腰に差した短剣の感触は仰向けになった時からずっと感じていた。

  俺にもまだできることがきっとあるはず。

 「くっ……!」

  顔を上げる。
  顔から首、首から腕、腕から腰、腰から足へと、全身を使う。

  地面に手を置き、ゆっくりと確実に立ち上がる。
  腹の激痛は無視できるものではない。身じろぎする度に、視界が点滅した。

  何度も何度も崩れ落ちそうになった。

 「か……、はぁっ!」

  だけど、立ち上がった。

  とは言っても、足がガクガクと笑い筋肉をまともに制御できない。
  油断すれば今にも膝をついてしまいそうだ。
  ここで倒れてしまえば、俺は二度と自力では起き上がれないだろう。

  そして一度歩みを止めてしまった脚は、一歩目を踏み出すことも許さなかった。
  そんな立っているのがやっとという有様だが、気力は未だ折れていない。

 もしまた転んだとしても、その時は這ってでも前に進めばいい。
 だから今は一歩でも近く一秒でも早く、文のもとに進むことに尽力する。

 「……待ってろ、文」























 ――――――――――



























 それは射命丸文の不運か、それとも英雄王の強運か。

  ――突風だった。
 これまでソレを意のままに従え、操っていた文に反旗を翻すような暴風。

  それが文とギルガメッシュの二人に向かって吹く。
  重力に従って地面に加速していく二人の体を大きく揺らす。

  風に煽られた勢いは止まることなく、文の体は背中からビルの壁面に衝突した。

 「……ぐッ、うううう……!」

 風に大きく吹かれた時点で文は意識を覚醒させ、この最悪のケースを覚悟していた。
  その為、文の拘束はほんの一瞬しか緩んでいない。

 だが、その刹那とも言える一瞬もサーヴァント相手にすれば、十分な時間。
  それを英雄王であるギルガメッシュが見逃すはずもない。

  そしてそれは文にとって絶対的な致命傷となる。

 文の腕の力が僅かに緩んだ瞬間、ギルガメッシュは両腕を拘束から容易く引き抜く。
  そうなると同時に解放された左腕には一本の鎖が握られていた。

 「エンキドゥ。我が友よ、このように使うことを暫し許せ」

 ――エンキドゥ。
  無数の宝具を持つギルガメッシュが、その中でも最も信頼を寄せる宝具。
  かつての親友の名を冠した神を律する天の鎖。

  鎖は自らの意志を持ったかのようにビルの窓を突き破り、ビル内部の支柱に絡みつく。
  落下による衝撃がギルガメッシュの腕に掛かるも、衝撃のほとんどは鎖が吸収してしまう。

  これまで上下逆さまだった二人の体も元の位置に入れ替わり、落下もぴたりと止まった。

 地面まで残すところ50メートル弱。その最中に起きた奇跡とも言える突風。
 何者かの関与があったのではと疑いたくなるほどの偶然。

 命を賭してまで拘束したギルガメッシュの両腕はいとも簡単に解かれた。
  文の体はギルガメッシュの腹から腰に縋り付くような形で、自分自身を支えることになってしまう。
  文はもう飛ぶことすらも叶わないのだ。手を離せばそれでおしまいだろう。

  形勢は完全に逆転した。
 ギルガメッシュは腕さえ解放されれば、いくらでも宝具を取り出すことができる。
 ただの偶然で片付けるには、あまりにも無慈悲で不平等な顛末だった。

 「……は、残念だったな。
   貴様如きによもやこのような形で追い込まれるとは思いもしなかったわ。
  その意気込みは褒めてやる。
  下らぬ余興かと思ったが、思いの外楽しめたものだ。
  ……だが、それもこれで終わりだ。自らの下賤さを弁え、そして死ね」

 ギルガメッシュの掲げた右手に顕在したのは、螺旋状の剣だった。
  英雄王はそれをエアと呼んでいた。

  そしてそれはつい数時間前にエクスカリバーを打ち破り、セイバーを殺害する契機となった究極の一。
 円柱状の三つに分かれた刀身が音を立て回転すると、視認できるほどの強大な魔力が剣に宿る。

 戦場から離脱していた文はこの宝具を見たことがない。
  見たことはないが、その用途は経験から大体察することはできる。

  そしてこの場で使うにはあまりにも不向きであると。

 文の推察通り、対界宝具であるエアはこんなお互いの息が掛かるような距離で使う宝具ではない。
  今にも弾けんばかりの魔力をこのまま解放すれば担い手ごと巻き込んでしまうだろう。

 そこから導き出される結論。文の脳裏に浮かぶ最悪の想像。

 「貴様の血で汚すにはあまりに過ぎた宝具よ。
   だが、今宵散ったセイバーの手向けだ。死に物狂いで泣き叫ぶがいい」

 最悪の想像は現実のものになる。
 少女の背中に削岩機のように高速回転するエアが突き立てられた。

 …………。

 「――が……ぎ、……ひぃああああぁああああぁ!!」

 耳をつんざかんばかりの悲鳴だった。

  声を上げることにすら体力を使っていたとは思えないほどの絶叫。
 それは少女がかつて一度も上げたことのないほどのもの。
 天狗としての譲れない矜持を持つ少女の顔が醜いほどに歪む。
  普段の飄々とした彼女を知る者からすれば、おおよそ信じられない姿だろう。

 ギルガメッシュの視線の先。
  絶叫の発生源である少女の背中は、突き刺されたエアによってぐちゃぐちゃに掻き回されて、
  ミンチとしか形容しようのない惨たらしい有様だった。
  かつてバーサーカーに引き千切られた翼の傷ももうどこにあったのか定かではない。

  肉と骨が衣服すらも巻き込んでごちゃ混ぜになり、過剰なまでの魔力は肉を焼き焦がしていく。
  人間よりも頑丈な妖怪といえ、少女の薄い胸などこのまま暫時もすれば貫通するだろう。

  ……常人なら吐き気を催すほどの凄惨な光景だろう。
  タンパク質を焼く嫌な臭いのする煙が上がるも、ギルガメッシュの瞳は冷酷さを宿したままだ。
  だが、口元の先端は僅かに上がっており、この光景への愉悦を隠そうとはしない。


 …………。


 そして文の口から悲鳴が徐々にか細くなり、ついには途切れた。
 拷責にも等しい攻撃を受けながらも、
  ギルガメッシュを抱き締め続けていた腕の力が弛緩したように抜けていく。

 「ようやく逝くか」

 ギルガメッシュは攻撃の手を止める。

 文は生きていた。
  だが、それは本当に『生きているだけ』でしかない。

  相性の悪い正規の英雄であるギルガメッシュに、自身の持つ最強の宝具で刺突されたのだ。
 元々瀕死であることを考えれば、未だ生きていることすら奇跡と呼べる。
  文の病的なまでの執念が命を長らえさせたのだろうか。だが、それすらも限界に達しようとしている。

 胸の鼓動も弱まりあと幾つか鳴らせば、その役割を永遠に終えるだろう。


 「バケモノ風情にしてはよくここまで持ち堪えたものだ」

 文は微かに口を動かす。
 端から見ればとても言葉を話せる状態だとは思えない。
  それでも文は、ゆっくりとだが口を開いた。

  ギルガメッシュの気まぐれが、彼女の今際の言葉を聞きたくなったのだろうか。
 僅かに逡巡するような様子を見せると、英雄王は最期の言葉を待った。

 「…………」

  しかし文は言葉を紡がない。

  瞳孔は拡散し、生命の色を一切感じさせない。赤い瞳にはもう何も映してはいないだろう。
  それでも白痴のようにぽかんと開いた口は閉じられずにいる。


  それは、何かを告げる為のものではなかった。
  人の限界を超えて大きく開かれた文の口は。どう見ても人の世の常識を逸している――。

  そう思った時。
  英雄王の左手首は天の鎖ごと、――食い千切られた。

 「……なん、だ?」

 鉄壁を誇るギルガメッシュの黄金の鎧は、セイバーのエクスカリバーによって砕かれていた。
  だから彼女の食事を邪魔するものは何もない。
 まるで抉り取ったかのような半円がギルガメッシュの腕にぽっかりと開く。

  文は異物である鎖の破片を器用に吐き出すと、口に含んだ肉を咀嚼し始める。
 くちゃくちゃと味わうかのように舌と歯で肉を転がし、時より骨を噛み砕く異様な音が鳴る。

 存分に味わった後、少女は喉の奧でソレを嚥下した。

 なんてことはない。

  妖怪は、人を喰らう。だから人は妖怪を恐れ、退治する。
 それは古来より連綿と続く、人と妖怪との間に築かれた唯一無二の信頼関係なのだから。

 半神半人の血肉を取り込み、少女の表情に血の気が戻り始めた。

 「あなたの肉は上品過ぎて私の口には合わないわね」

 ギルガメッシュの左手は皮一枚で繋がっているだけだった。
  神経ごと食い破られてしまい、これではもう使い物にはならない。

  自らの肘を掴むようなあり得ない角度でぶら下がる手首を英雄王は自失したように見やる。
  そして、辛うじて繋がっていた鎖が完全に千切れて、命綱を失った二人の体は地面に向かって落下を再開した。

 「貴様アァァァッーー!!」

 ギルガメッシュはエアを構えるが、元来空中に活動の場を置く文の動きはそれより何倍も速い。

 「……ああ、うるさい。耳元でぴーぴー騒ぐな、ニンゲン風情」

 少女は身を乗り上げ、ギルガメッシュの首に躊躇うことなく喰らいつく。
  妖怪の持つその凄まじい咬合力が、英雄王の頸動脈を千切り、発声器官ごと噛み潰した。




























 読むと頭が悪くなる後書き



 2010年中に終わらせるどころが、年が明けて一ヶ月経過してしまったでござる。

  いろいろ調べてみたけど、新都センタービルの高さがいまいちわからなかった。
  なのでサンシャイン60より少し小さいぐらいをイメージして考えました。
  ちなみにサンシャイン60の全長は約240メートルだとか。超でけえ。俺んちの次ぐらいにでけえ。

 2011.2.2


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